2021年アフガン邦人輸送派遣のタイムライン
2021年8月23日
正午 岸防衛相 “在外邦人等の輸送”を命令
自衛隊法第84条の4に基づく。同日夕刻に第1陣として輸送機1機が出発、最終的にC-130輸送機2機、C-2輸送機1機の派遣すると予定。
現地における情報収集・関係機関等との調整のため、アフガニスタン・イスラム共和国に現地調整所を設置
航空支援集団司令官を指揮官とする在アフガニスタン・イスラム共和国邦人等輸送統合任務部隊を編成
現地には、中央即応連隊長を指揮官とする、空輸隊、誘導輸送隊等 からなる在アフガニスタン・イスラム共和国邦人等輸送派遣統合任務部隊を編成し、邦人等の輸送及び輸送支援を実施
https://www.mod.go.jp/j/press/kisha/2021/0823a_r.html
https://www.mod.go.jp/j/press/news/2021/08/23a.pdf
18:30 C-2輸送機1機(08-1212)が入間基地を離陸
19:30前 入間を離陸したC-2輸送機(08-1212)が美保基地に着陸
アメリカ国防総省は、タリバンが権力を握ったアフガニスタンからの米軍の撤退計画を、8月31日の撤退期限までに完了させる方針だと発表した。
これに合わせて日本も邦人救出を8月中に終わらせる予定となる。
8月24日
01:00 403飛行隊所属C-2輸送機(78-1205)が美保基地を離陸
10:00 C-130(85-1079)(05-1085)2機が小牧基地を離陸
13:00 C-2(78-1205)クアラルンプール空軍基地を離陸
13:30 C-130(85-1079)(05-1085) 2機が入間基地を離陸
19:40 C-130 (85-1079)(05-1085)2機が那覇基地を離陸
20:00 C-2(78-1205)がパキスタン•イスラマバードに到着
人員・携行品・水・糧食等を追送する必要が生じ政府専用機1機追加派遣を決定、25日中に出発を予定。
https://www.mod.go.jp/j/press/news/2021/08/24c.pdf
8月25日
11:00 C-130(85-1079)(05-1085)インド・チェンナイに着陸
↑運航に必要な準備が整わないため(防衛省)
22:00 C-130(85-1079)(05-1085)がイスラマバードに到着
現地時間の夜 C-2(78-1205)がカーブルの空港に向かい誘導などに当たる隊員を送り届けた。退避を希望する人が空港にいればイスラマバードまで輸送する予定だったが、空港に到着できた人はおらず、25日は輸送は行われなかった。
26日はC-130輸送機がカーブルとイスラマバードを往復し輸送を行う予定
8月26日
夜 退避希望者数百人が20台以上のバスに分乗し首都カブールの空港に向けて出発したものの、空港付近で発生した大規模な爆発により、移動を断念
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210827/k10013227601000.html
C130がアフガニスタン人、十数人をパキスタンに輸送(8月28日に判明)
8月27日
18:50 C-130 1機カブール離陸
21:30 C-130 1機カブール離陸
22:00 C130輸送機が首都・カブールの空港で日本人1人を乗せ、隣国・パキスタンに送り届けた
カブールに入っていた外務省や防衛省の先遣隊チームや自衛隊員も、ともにイスラマバードに引き上げ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210827/k10013228231000.html
8月28日
15:22 政府専用機(80-1112)千歳基地に着陸(直帰)
9月2日
18:30 C2輸送機イスラマバードを出発
夜 C130イスラマバードを出発
9月3日
9:30 C2輸送機入間基地に到着
9月4日
9:00 C130小牧基地に帰還
9月30日
国際協力機構(JICA)同国事務所の現地職員ら16人が日本に到着
10月1日
国際協力機構(JICA)同国事務所の現地職員ら約30人が日本に到着
10月9日
日本大使館や国際協力機構(JICA)の現地職員とその家族ら53人が日本に到着
10月13日
日本大使館や国際協力機構(JICA)の現地職員とその家族ら140人が日本に到着
10月19日