本の自炊をしてみた

「自炊」という言葉を覚えている方はいるでしょうか。

かれこれ10年くらい前に流行していた言葉で、本を電子書籍としてスマホタブレットで読むために紙の本を、裁断したりスキャンすることを言いました。

あるブログの過去の記事にあった『自炊しました』みたいな記事を読んでいると少しずつ思い出してきました。

そのブログの方は、自炊のためにスキャナーを購入し閲覧用のipadまでも買っていましたよ。それだけで何万円かかることやら、、、

そんな自炊がめちゃくちゃ流行っていましたね。

流行と同時に、自炊代行業者なるものが登場しました。(代行したら'自'炊じゃない気がする)

やってみる

家でプリンターとして使っていたものが複合機でスキャンができることを思い出したのでやってみることにしました。

この機械のスキャナー機能は当然コピー機能のおまけのようなもので、一面ずつスキャンしていくので数百ページもある本の自炊は難しそうなので、小冊子からやりました。

OSはWindows10で、スキャナーはHPのC4275です。

  1. PCにスキャンアプリ(マイクロソフト公式のアプリ)をインストール
  2. スキャナーとPCを何かしらの方法で接続
  3. スキャンアプリに認識されるのでそれを選択
  4. ファイルの種類でPDFを選択
  5. プレビューをして保存する範囲を選択
  6. スキャンを選択
  7. 紙を入れ替えてもう一度スキャン(前の保存する範囲の設定は維持されている)

 

という流れで進めることができました。必ずしもHPのサイト

HP プリンター - スキャン方法 (Windows) | HP®カスタマーサポート

から何かをダウンロードしなくてもよさそうです。私はこれを一度ダウンロードしてみましたが、操作方法がよくわかりませんでした。

そうすると、1ページごとのPDFができているので、これを1つにします。

このソフトを使います。

あとはPDFリーダーであればなんでも読める状態なのですが、書籍感覚でよめるというソフトがあったのでそれを使ってみました。

Flipping PDF Readerこのソフトです。英語版しかないのですが。かんたんな英語なので大丈夫です。

blog.goo.ne.jp

このサイトを参考にしました。

感想

本気で本の自炊をするには今回使ったスキャナーでは時間がかかりすぎるので、高速に紙の両面を同時にスキャンできるようなスキャナーが必要になりますね。

なので、昔の紙に焼かれた写真とかをデジタル化する程度の用途が良いと思います。